当院で行っている心理テスト
個別式知能検査  
WAIS-R(ウェイス・アール)
成人知能検査

全般的な知能を見るものです。また知能の色々な側面についてのバランスを見ることもできます。1時間半から2時間程度かかります。

WISC-V(ウィスク・スリー)
知能検査
5歳から16歳までの子どもを対象とした知能検査です。WAIS-Rと同じく全般的な知的能力をみるものです。また発達のバランスを見ることもできます。1時間半から 2時間程度かかります。
DAM(ダム) 
グットイナフ人物画知能検査
知的発達検査の一種です。人の絵を描いてもらいます。主にこどもに行われます。比較的短時間で終わります。
   
性格(人格)検査 その人の物の見方や対人関係場面での特徴など性格的な面について見るものです。
YG矢田部ギルフォード性格検査 広く利用されている性格検査です。いくつかのタイプ別に性格を見ます。
MMPI性格検査 多面的に性格(人格)を見る検査です。体の症状や、社会的なこと、家族や人との関係などの質問に答えていただきます。当院では簡易版を実施しています。20 分から40分程度かかります。
ロールシャッハテスト人格診断検査 インクのしみでできた絵を見て、何に見えるのかを答えていただくものです。性格検査の1つです。所要時間には個人差がありますが、1時間ほどかかることが多いです。
ハンド・テスト 手の絵を見て、その手が何をしているか答えていただくものです。所要時間は10〜分程度です。
文章完成法検査 印刷されている最初の言葉に続けて、文章を作成してもらうものです。
バウムテスト 描画テストの一種で、木の絵を描いてもらうものです。適用は幼児から成人までにわたります。
EPPS性格検査 質問に答えてもらうタイプの性格検査です。2つずつ組になった問題文のうち、自分の気持に近いものを選んでいただきます。16歳以上が適用で、所要時間は40分程度です。
TAT(絵画統覚検査) さまざまな場面が描かれた絵を一枚ずつ見ていただき、その絵にちなんだ物語を自由に作っていただくものです。
P-Fスタディ 日常でみられるようなさまざまな場面が描かれた絵を見ていただき、その登場人物がその場面で何を答えるのかを言葉で書いてもらうものです。
HTP描画テスト 「家屋、樹木、人物」の絵を書いていただくテストです。
TEG(東大式エゴグラム) 55の質問から成り立っており簡単に受けられるテストです。
風景構成法 「川、山、田んぼ、…」などを含む“風景”を描いていただくものです。
   
各種検査  
CES-D 
うつ病(抑うつ状態)自己評価尺度
20の質問から成り立っており、うつ状態を評価するものです。自分で簡単にうつ状態の度合いをチェックできます。
GHQ 精神健康調査票 60の質問から成っており、神経症状やその関連症状について(身体的症状・不安と不眠・社会的活動障害・うつ傾向)評価するものです。当院では初診時に受けていただく場合が多いです。
MEDE 
多面的初期認知症判定検査
認知症の初期症状を捉え、早期対応を目的としたものです。検査者が実施する検査・自己評価・他者評価により客観的に評価します。
HDS-R 長谷川式認知症スケール 認知症の評価スケールで9つの質問に答えていただくものです。15分から分ほどかかります。
LDI LD判断のための調査票 小学生を対象に行う検査で、LD(学習障害)判断を目的としたものです。子どもを実際に指導し、学習状況を熟知した方に評定していただくため、担任の先生などの協力が必要となります。
PRS LD児のためのスクリーニングテスト 幼児から中学生を対象とし、LD判断を目的としたものです。普段子どもと関わっており、観察することのできる担任の先生に特性について表した質問項目に答えていただくもので、担任の先生の協力が必要になります。
BGT ベンダーゲシュタルトテスト 見本の図形を見てそれを順番に書き写してもらうものです。10分から20分かかります。
労働省偏一般職業適性検査 さまざまな職業分野の仕事を行う上で必要とされる代表的な能力を測ることにより、適職領域を探る検査です。望ましい職業選択を行う際に役立てます。
TAIS 注意・対人スタイル診断テスト 100数個の質問項目について5つの選択肢から答えを選んでもらうものです。注意がどこにどういう風に向きがちなのか、対人場面でどのような行動スタイルをとりがちなのかを測定します。
BADS 
遂行機能障害症候群の行動評価
6つの検査と1つの質問票に答えてもらう検査です。日常生活において自ら目標を設定し、計画を立て、実際の行動を効果的に行う能力である遂行機能を評価します。
抽象語理解能力検査 言語性意味理解についての能力を測定する検査です。40数個の単語の復唱や音読、単語の意味に合った場面の選択をしてもらいます。
CADL 実用コミュニケーション能力検査 日常のコミュニケーション活動を模擬的に行ってもらうものです。失語症の方を主に対象とし、コミュニケーションの障害を調べ、治療に役立てます。
* 質問等ありましたら、お気軽に心理士までお尋ね下さい。