私は、心の働きが如何に体に影響を与えるかについてを強調したいのです。
しかし、近年の科学研究的手法では、そういった現象を証明することは困難だろうと思います。できたとしても、非常に限られた現象についてのみで、生き生きとしたドラマを科学的に証明することは無理でしょう。
過去においては、現象を現象として、不思議なことは不思議なこととして、それについて主観的ですが、ある種の仮説が報告されていました。その中にこそ、真に心身医学が目指すべき世界がかいま見えると思います。
それらの報告を、いくつか紹介します。
 

 

● ライト氏の物語

● アレグザンダーのケース

● オーニッシュの言葉

● ヴァイツゼッカー「病院論研究」

● プラシーボ効果、ノシーボ効果